鎮静作用とは
不安はどこで感じるかというと、「脳」で感知します。そのため、不安障害を改善させるためには脳に作用させなければいけません。
脳が働きすぎることで不安に陥るため、脳の働きを抑えることで不安を和らげます。
このような薬の作用を「鎮静作用」と呼びます。
薬によって脳の活動を下げなければいけませんが、脳の働きを弱める受容体としてベンゾジアゼピン受容体があります。
ベンゾジアゼピン受容体を活性化させることができれば、脳の働きを抑えるCl-が流入するようになります。
これにより、脳の異常な興奮が抑えられることによって鎮静作用を得ることができるようになります。
つまり、不安障害を改善できます。