デパスの代わりになる薬~個人輸入が出来る薬は?

デパス個人輸入ができなくなった今、代わりの薬とは

デパスやアモバンのように、『向精神薬』に指定された薬は、個人輸入することが禁止されました。

病院での処方も30日分までの制限が加えられている事になりました。

デパス(エチゾラム)の”向精神薬指定”と個人輸入禁止の経緯(いきさつ)

投薬期間に上限のある医薬品(愛媛大学医学部附属病院薬剤部)

デパスが必要なアナタには2つの方法があります。

  1. 病院に行って、デパスを処方してもらう
  2. デパスと同じ効果を持った、代わりの薬を探して、個人輸入で買う

デパスと同じ作用・効果を持つ薬

デパスの使用目的に合わせて、個人輸入できるおススメの薬は

デパスの代わりになる薬~不安や緊張を無くす

バスパー(塩酸ブスピロン)

セロトニンを安定化させ、ドーパミンやアドレナリンを増強し、不安や心配を軽減します。

効能・効果

薬効分類

    • 抗不安作用
    • 抗うつ作用
    • 抗不安薬
    • マイナートランキライザー
    • セロトニン5-HT1A受容体作動薬

セディール(タンドスピロンクエン酸塩)

セロトニン神経系に選択的に作用することにより、従来のベンゾジアゼピン系薬とは異なった機序で、抗不安作用および抗うつ作用を示す新しい薬剤です。

効能・効果

薬効分類

セロトニン作動性抗不安薬

    • 神経症における抑うつ、恐怖
    • 心身症(自律神経失調症、本態性高血圧症、消化性潰瘍)における身体症候ならびに抑うつ、不安、焦躁、睡眠障害

デパスの代わりになる薬~うつ状態を抑える

レクサプロ(エスシタロプラムシュウ酸塩)

脳内のシナプス間隙におけるセロトニン濃度を高めることで、抗うつ効果を示します。

効能・効果

薬効分類

選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)

    • うつ病・うつ状態
    • 社会不安障害

ジェイゾロフト(塩酸セルトラリン)

脳内のシナプス間隙におけるセロトニン濃度を高めることで、抗うつ効果を示します。

効能・効果

薬効分類

選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)

    • うつ病・うつ状態
    • パニック障害
    • 外傷後ストレス障害

デパスの代わりになる薬~うつ状態や不眠を改善する

リフレックス/レメロン(ミルタザピン)

抗うつ作用の効果が早いことで定評があります。

一番の副作用は『強い眠気』なので、睡眠障害にもよく使われます。

効能・効果

薬効分類

ノルアドレナリン・セロトニン作動性抗うつ薬(NaSSA)

    • うつ病・うつ状態
    • 睡眠障害

デパスの代わりになる薬~睡眠薬として

ロゼレム(ラメルテオン)

睡眠ホルモンとも呼ばれるメラトニンの受容体を選択的に刺激することで自然な眠りへと導く、新しいメカニズムによる不眠症の治療薬です。

効能・効果

不眠症における入眠困難の改善

薬効分類

メラトニン受容体アゴニスト

ルネスタ(エスゾピクロン)

ベンゾジアセピン系薬剤よりも依存性や離脱症状が表れにくく安全です。

最大6ヶ月の長期服用もできるのが特徴です。

効能・効果

不眠症

薬効分類

不眠症治療薬

ベルソムラ(スボレキサント)

従来の睡眠薬が、『睡眠・鎮静』に作用し、眠気を促すのに対し、ベルソムラは『覚醒』に作用することで、起きていられなくなるようになります。

副作用もほとんどありません。

効能・効果

不眠症

薬効分類

    • オレキシン受容体拮抗薬
    • 不眠症治療薬

正規医薬品の個人輸入のオオサカ堂

デパスは何に効く薬?

デパスの有効成分であるエチゾラムは、本来は『抗不安薬』です。

不安を抑える効果は、当然ですが、催眠作用にも期待する事が出来ます。

また、筋弛緩作用もあり、筋肉の緊張をほぐすので、強い肩こり等にも有効です。

神経をリラックスさせ、眠りを誘ってくれるし、けいれんを抑えてくれたりもします。

心配性な人や、緊張や不安から身体がガチガチになってしまう人にとっては欠かせない薬なのかもしれません。

デパスはどんな人が使っていたの?

デパスは、2016年の10月に、『向精神薬』に指定されるまでは、その汎用性から、精神科、神経内科、脳神経外科はもちろん、内科や整形外科まで、まるで万能薬のように、気軽に処方されてきました。

デパスに認められている薬効薬理(ヒトでの作用)

医薬品情報で認められているデパスの薬効・薬理とは以下の2項目です。

    1. 抗不安作用=健康成人男性での定量薬理脳波学的検討の結果、強力な鎮静・催眠−抗不安作用を示す
    2. 鎮静・催眠作用=健康成人男性での終夜睡眠脳波では、全睡眠時間を有意に延長させたが、徐波睡眠には影響を及ぼさなかった。
    3. また、REM睡眠を抑制したが、REM反跳現象は認められなかった

しかし、デパスに限らず、ベンゾジアゼピン系の薬剤には、依存性・耐性等、多くの問題点があり、厚労省は使用にあたって、いろいろな制限を課しています。

厚生労働省は、2016年10月、ついに

デパスとアモバンを、『向精神薬』に指定しました。

絶対に使ってはいけない?~ベンゾジアゼピン系薬剤の副作用・依存性・耐性

絶対に使ってはいけない?~ベンゾジアゼピン系薬剤の欠点・デメリット・怖さ

ベンゾジアゼピン受容体作動薬の依存性について

デパスで一番の問題点は「耐性・依存性」です

デパス(エチゾラム)が簡単に手に入らなくなって困っているのかもしれませんが、むしろ、あなたは運が良いのかもしれません。

ベンゾジアゼピン系の抗不安薬は、医師の指示を守らずに長期服用、大量服薬を続けていると「耐性形成」、「依存性形成」が生じてしまうのが特徴です。

デパスは、依存性の強さから、『悪魔の薬』とも呼ばれていました

デパスは効果が強く、薬の作用時間(半減期)が短い抗不安薬なので、耐性・依存形成が起こりやすくなります。

    • 耐性とは、身体が薬に慣れ徐々に効きが悪くなってくる状態です。
    • 依存性とは、薬が無くなると不安になり手放せなくなってしまうという状態です。

デパスはベンゾジアゼピン系抗不安薬の中でも依存性が高い薬と言われており、『デパスを服用する事が止められない』という人はたくさんいます。

依存性の高さから、デパスを乱用してしまう人も、なくなりません。デパス(エチゾラム)に認められている効能効果

医薬品情報で認められているデパスの効能・効果とは以下の5項目です。

  • 神経症における不安・緊張・抑うつ・神経衰弱症状・睡眠障害
  • うつ病における不安・緊張・睡眠障害
  • 心身症(高血圧症,胃・十二指腸潰瘍)における身体症候ならびに不安・緊張・抑うつ・睡眠障害
  • 統合失調症における睡眠障害
  • 頸椎症,腰痛症,筋収縮性頭痛が原因の不安・緊張・抑うつおよび筋緊張

デパスの医薬品情報

病院に行かなくても買えるデパス(デパスジェネリック)