2017年03月16日  M-II 時間のメタファー

「M-II 時間のメタファー」と称して、下記要領で第2回研究大会を開催しました。

流れゆく時間。大切な時間。すべてのものに爪痕を立てて餌食にしていく時間。

9:30~11:00 時間のメタファーに関する各研究発表の後、時間とは何か、という問題に立ち戻って、哲学の観点、心理学の観点からご講演いただきます。その後、時間のメタファー研究で活躍される3人の講師を中心に時間のメタファーに関するシンポジウムを行った後、発達との関連から一般的にメタファーを論じていただきます(以下、敬称略、仮題)。

 9:30- 9:55 発表「人工物と時間のメタファー」

発表者: 鍋島弘治朗(関西大学 )

司会: 杉本巧(広島国際大学)

 10:00-10:25 発表「時間概念再考」

発表者:岩崎真哉(大阪国際大学) ※原稿を鍋島弘治朗が代読

司会: 杉本巧(広島国際大学)

 10:30-10:55 発表「日本語の時空間メタファーにおける"動き"と"眺め"の表現について」

発表者: 大神雄一郎(大阪大学[院] )

司会: 杉本巧(広島国際大学)

 11:00-12:00 講演「哲学における時間論の系譜」

講演者: 宮原勇(名古屋大学 )

司会: 鍋島弘治朗(関西大学)

 12:00-13:00 講演「時間知覚の不良設定問題と錯覚」

講演者: 一川誠(千葉大学、時間学会会長)

司会: 楠見孝(京都大学) 

 14:10-15:50 シンポジウム 「時間を巡る時間」

「時間のメタファーを巡る理論的変遷」  

発表者: 谷口一美(京都大学)

「時空間メタファーにおける時間概念の多重性について」

発表者: 本多 啓(神戸市外国語大学)

「時間メタファーの言語相対性」 

発表者: 篠原和子(東京農工大学)

  ディスカッション 

  コメンテーター: 一川誠 宮原勇 今井むつみ

司会: 鍋島弘治朗(関西大学)

 16:00-17:00 講演「語彙習得とメタファー」

講演者: 今井むつみ(慶応大学)

司会: 楠見孝(京都大学)

【謝辞 】本講演は、JSPS科研費  15K12881の助成を受けています。