zmsリファレンスマニュアルを読む上での注意事項

    • 数値の表現法について、 普通に数値を記述すると10進数で扱われますが、数値の前に$を指定すると 16進値となり、%を指定すると2進値となります。
    • 例: $10 = 16, %111 = 7
    • 以下の資料は、 基本的に Z-MUSICの原作者である西川善司氏が作成されたマニュアルを私が勝手にHTML化しつつ、 更に適宜加筆削除修正等を加えたものです。あしからずご了承ください。
    • [V2]: Z-MUSIC V2, zmc2, Z-MUSIC V3, zmc3で使用可能。
    • [zmc2]: zmc2, zmc3で使用可能。
    • [V3]: Z-MUSIC V3, zmc3で使用可能。
    • [V3/zmc2]: zmc2でV3の機能を先取りしているもの。Z-MUSIC V3, zmc3, zmc3で使用可能。
    • [zmc3]: zmc3で使用可能。
    • [未実装]: 本家のZ-MUSICでは使用可能だが、zmc2/zmc3ではまだ使用できないもの。
    • コマンドは大文字小文字どちらで記述しても構いませんが、 ここでは説明の都合上コマンド名を大文字、 パラメータを小文字で記述しています。

zmsファイルの構造

Z-MUSIC(V2/V3)のMMLを記述するファイル(zmsファイル)は、おおざっぱに 共通トラック部と演奏トラック部の2つのセクションに分かれます。 例えば右のような例を (共通トラック部と演奏トラック部をひっくるめて) 丸ごとコピーしていただいて、

    • CUIな人なら:
    • 内容をsample.zmsとしてセーブした後
    • cat sample.zms | zmc2 - -c | ztom - -c | midiplay
    • とでもやれば(midiplayなるSMF演奏ツールがあったとして)
    • Windows + ZEDITな人なら:
    • 編集ウインドウに張り付けて、[F5](コンパイル)して[F1](演奏)すれば

「ドレミファソ」などという茶目っ気のない音が聞こえてくるはずです。

.comment サンプル曲です。
.gm_system_on
(AMIDI1,1)
(t1)
cdefg
(p)

/ ここが共通トラック部。

/ ここが演奏トラック部。

簡単なサンプル