zmc2 診断メッセージ一覧

zmc2が出力するすべてのWarningとErrorについて、 そのメッセージがなにを意味しているのか、 どう対処すればよいのかを記しています。

元々zmc2は比較的分かりやすいメッセージを出力しているつもりですが、 ここでは特にエラーがなぜ発生するのかについて、 zmc2のソースを見ないと分からないようなレベルで記述しています。

索引(アルファベット順)

[A][B][C][D] [E][F][G][H] [I] [K][L] [M][N][O][P] [Q][R][S][T] [U][V][W] [Y][Z][記号]

A

B

C

D

E

F

G

H

I

K

L

M

N

O

P

Q

R

S

T

U

V

W

Y

Z

記号

診断メッセージの詳細

Error: .adpcm_bank must be followed to its parameter.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: .adpcm_bank の後ろにパラメータがありません。
    • 原因: .adpcm_bank の後ろにパラメータ(ADPCM音の登録先のバンク値)がない。
    • 対策: パラメータをつける。

Error: .adpcm_bank parameter is out of range(1-4).

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: .adpcm_bank のパラメータが範囲外です。
    • 原因: .adpcm_bank のパラメータ(ADPCM音の登録先のバンク値)が 1~4の範囲にない。
    • 対策: パラメータを1~4の範囲に収める。

Error: @b/@k can't omit 2nd parameter when it means autobend.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: @bと@kをオートベンドとして使用する場合、2つ目のパラメータは 省略できません。
    • 原因: @bXXX, といったように、コンマの後のパラメータ (オートベンド終了値)が指定されていない。
    • 対策: パラメータを追加するか、コンマを削除して通常のベンド値指定とする。

Error: @b/@k can't omit delay parameter when you want to set.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: @bと@kのオートベンドのディレイ値を用いる場合、 ディレイ値(3つ目のパラメータ)は省略できません。
    • 原因: @bXXX,YYYY, といったように、コンマの後のパラメータ (ディレイ値)が指定されていない。
    • 対策: パラメータを追加するか、コンマを削除してディレイ値を省略した オートベンド指定とする。

Warning: [back] can use only for zmc2.

    • 分類: 警告レベル4
    • エラーの意味: [back]はzmc2でのみ利用できます。
    • 原因: -w4で[back]を使用している。
    • 対策: -w3以下を指定するか、[back]を使用しない。

Error: @c can't use relational parameters.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: @cのパラメータは相対指定ができません。
    • 原因: @c(ARCC用コントロールチェンジ指定)で、 @c-10, といったように、パラメータが+,-つきの 相対値で指定されている。
    • 対策: +,-を削除した、絶対値を指定する。

Error: @c: too many parameters.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: @cのパラメータが多すぎます。
    • 原因: 4つ以上のパラメータを指定している。または、@cN,R,M,のように 余計なコンマがある。
    • 対策: パラメータを3つ以下にする。余計なコンマを削除する。

Error: can't open debug.zms.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: debug.zmsを開けない。
    • 原因: -g スイッチを指定するとデバッグ用にマクロ展開後のzmsファイルを debug.zmsという名前でカレントディレクトリに書き出すが、 それがうまくいかない。
    • 対策: カレントディレクトリを変更してみる。-gの指定をしない。

Error: channel change parameter is out of range(1 - 32).

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: チャンネル変更のパラメータが範囲外である。
    • 原因: パラメータが1~32の範囲にない。
    • 対策: パラメータを1~32の範囲に収める。

Warning: chord's delay is too large (for gatetime).

    • 分類: 警告レベル3
    • エラーの意味: 和音のディレイ値がgate値に対して大きすぎる。
    • 原因: 和音のディレイ値が大きすぎる。和音のディレイ指定を 省略している場合、直前のディレイ値がそのまま用いられるが、 その時に起こりやすい。
    • 対策: より小さなディレイ値を指定する。

Warning: chord's delay is too large (for steptime).

    • 分類: 警告レベル2
    • エラーの意味: 和音のディレイ値がstep値に対して大きすぎる。
    • 原因: 和音のディレイ値が大きすぎる。和音のディレイ指定を 省略している場合、直前のディレイ値がそのまま用いられるが、 その時に起こりやすい。
    • 対策: より小さなディレイ値を指定する。

Error: control change must have 2 parameters.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: コントロールチェンジにはパラメータが二つ必要です。
    • 原因: パラメータが2つ(アドレスとデータ)でない。 またはyC,D, のように余計なコンマがついている。
    • 対策: パラメータを2つにする。余計なコンマを削除する。

Error: control change parameter is out of range(0-127).

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: コントロールチェンジのパラメータが範囲外である。
    • 原因: パラメータが0~127の範囲にない。
    • 対策: 2つのパラメータをどちらも0~127の範囲に収める。

Warning: debug command [!] is still existing.

    • 分類: 警告レベル3
    • エラーの意味: [!]が削られていない。
    • 原因: -w3以上で、(d1)を指定せずに[!]を使用している。
    • 対策: -w2以下を指定するか、[!]を削除するか、注釈化するか、(d1)を指定する。

Warning: debug command [@] is still existing.

    • 分類: 警告レベル2
    • エラーの意味: [@]が削られていない。
    • 原因: -w2以上で、(d1)を指定せずに[@]を使用している。
    • 対策: -w1を指定するか、[@]を削除するか、注釈化するか、(d1)を指定する。

Error: destination file can't open.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: 出力ファイル(zmdファイル)を開けない。
    • 原因: ディレクトリ名が間違っている、ドライブ名が間違っている、 他のアプリがそのファイルを使用中、など原因は様々。
    • 対策: 原因によって適宜対処する。

Error: destination file can't write.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: 出力ファイル(zmdファイル)が書き込めない。
    • 原因: 出力先のディスク容量が不足している、など原因は様々。
    • 対策: 原因によって適宜対処する。

Error: destination file is not specified.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: 出力ファイル(zmdファイル)名が指定されていない。
    • 原因: - で標準入力から入力を読み込む場合、出力ファイル(zmdファイル)名を -o にて明示的に指定する必要があるが、その指定がない。
    • 対策: -o で出力ファイル(zmdファイル)名を指定する。

Error: delay must not be under zero.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: ディレイ値は負の値となってはならない。
    • 原因: ポルタメントで負のディレイ値を指定している。
    • 対策: 負でないディレイ値を設定する。

Warning: delay under 0 can use only for zmc2.

    • 分類: 警告レベル4
    • エラーの意味: 負のディレイ値はzmc2でのみ有効。
    • 原因: -w4を指定し、かつ和音中負のディレイ値を指定している。
    • 対策: -w3以下を指定するか、和音中負のディレイ値を指定しない。

Error: [do]~[loop] is not closed in track xx.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: [do]~[loop]が閉じていない。
    • 原因: [do]のみ存在し[loop]が存在しない。
    • 対策: [loop]を指定するか、[do]を削除する。

Error: @e can't use relational parameters.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: @eのパラメータは相対指定ができません。
    • 原因: @e-10, といったように、パラメータが+,-つきの 相対値で指定されている。
    • 対策: +,-を削除した、絶対値を指定する。

Error: @e: too many parameters.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: @eのパラメータが多すぎます。
    • 原因: 4つ以上のパラメータを指定している。または、@eR,C,D,のように 余計なコンマがある。
    • 対策: パラメータを3つ以下にする。余計なコンマを削除する。

Error: -e: failed to redirect.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: -e での(エラー出力の)リダイレクトに失敗した。
    • 原因: リダイレクト先のディレクトリ名などが違っている、など。
    • 対策: 原因によって適宜対処する。

Error: -e: no output file specified.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: -e で、(エラー出力の)リダイレクト先が指定されていない。
    • 原因: リダイレクト先が指定されてない。
    • 対策: -eの後にリダイレクト先を指定する。

Error: exclusive ID error.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: エクスクルーシブメッセージのID指定がおかしい。
    • 原因: エクスクルーシブメッセージのID指定がおかしい。
    • 対策: エクスクルーシブメッセージのIDを正しく指定する。

Error: @f can't omit its parameter.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: @fでパラメータが指定されていない。
    • 原因: @fでパラメータ(ADPCM再生周波数指定)がない。
    • 対策: パラメータを指定する。

Error: fadein/out parameter is out of range(-85 - 85).

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: フェードイン・フェードアウトのパラメータが範囲外である。
    • 原因: フェードイン・フェードアウトの速度パラメータが-85~85の範囲にない。
    • 対策: パラメータを-85~85の範囲に収める。

Error: file not found.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: 入力のファイルが見つからない。
    • 原因: 入力(zms)ファイル名を間違っている。
    • 対策: 入力ファイル名を正しく指定する。

Error: fm_master_volume must be followed to its parameter.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: .fm_master_volumeにパラメータが指定されていない。
    • 原因: パラメータ(FM音源のマスターボリューム設定値)が指定されていない。
    • 対策: パラメータを指定する。

Error: fm_master_volume parameter is out of range(0-255).

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: .fm_master_volumeのパラメータが範囲外である。
    • 原因: FM音源のマスターボリューム値が0~255の範囲にない。
    • 対策: パラメータを0~255の範囲に収める。

Error: @g can't omit its parameter.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: @gのパラメータが指定されていない。
    • 原因: @gのパラメータ(ベンドレンジ)が指定されていない。
    • 対策: パラメータを指定する。

Error: @h can't use relational parameters.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: @hのパラメータは相対指定ができません。
    • 原因: @h-10, といったように、パラメータが+,-つきの 相対値で指定されている。
    • 対策: +,-を削除した、絶対値を指定する。

Error: @h: too many parameters.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: @hのパラメータが多すぎます。
    • 原因: 3つ以上のパラメータを指定している。または、@hM,A,のように 余計なコンマがある。
    • 対策: パラメータを2つ以下にする。余計なコンマを削除する。

Error: @i can't omit 3 parameters(maker id,device id,model id).

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: @iのパラメータは必ず3つ必要です。
    • 原因: パラメータが3つ指定されていない。(メーカーID,デバイスID,モデルID) または@iM,D,M, のように余計なコンマがある。
    • 対策: パラメータを3つにする。余計なコンマを削除する。

Error: @i can't use relational parameters.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: @iのパラメータは相対指定ができません。
    • 原因: @i-10, といったように、パラメータが+,-つきの 相対値で指定されている。
    • 対策: +,-を削除した、絶対値を指定する。

Error: @i must have 3 parameters(maker id,device id,model id).

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: @iのパラメータは必ず3つ必要です。
    • 原因: パラメータが3つ指定されていない。(メーカーID,デバイスID,モデルID) または@iM,D,M, のように余計なコンマがある。
    • 対策: パラメータを3つにする。余計なコンマを削除する。

Error: illegal channel number is specified.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: チャンネル番号指定が異常です。
    • 原因: (Ach,tr)にて、チャンネル番号が異常。
    • 対策: 正しいチャンネル番号を指定する。

Error: illegal channel-strings is specified.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: チャンネル指定用の文字列が異常。
    • 原因: (Ach,tr)にて、chに指定する文字列がFM,ADPCM,MIDIの どれでもない。
    • 対策: チャンネル指定用の文字列を正しく指定する。

Error: illegal partition character.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: 区切りの文字が正しくありません。
    • 原因: 共通コマンド部で、(t...)や、エクスクルーシブ系のコマンドの 閉じ括弧が正しく指定されていない。
    • 対策: 閉じ括弧を正しく指定する。

Warning: illegal space.

    • 分類: 警告レベル3
    • エラーの意味: 不正なスペース(もしくはTAB)があります。
    • 原因: -w3以上を指定していて、かつ数値パラメータ中に スペースもしくはタブが紛れている場合(例: @10 0)に発生する。
    • 対策: -w2以下を指定する、または余計なスペースを削除する。

Error: illegal step length.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: step長が正しくない。
    • 原因: ポルタメントのstep値を0にしている。
    • 対策: 0でない正の値を指定する。

Error: illegal track number.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: トラック番号が正しくない。
    • 原因: (Acg,tr)にて宣言していないトラックを使用しようとした。
    • 対策: トラック番号を指定し直すか、指定したトラック番号を宣言する。

Warning: illegal |.

    • 分類: 警告レベル3
    • エラーの意味: 異常な | 。
    • 原因: ループ外で | を使用している。または、|n を使用している ループで | を指定している。
    • 対策: ループ内で | を使用する。または、同一ループでの |n と | の併用を避ける。

Error: illegal |.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: 異常な | 。
    • 原因: 同一ループ内で2度 | を使用している。例: |: ...| ... | ... :|
    • 対策: 同一ループ内での | の使用は1度だけにする。

Error: illegal |n.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: 異常な |n 。
    • 原因: ループ外で |n を使用している。または、| を使用している ループで |n を指定している。
    • 対策: ループ内で |n を使用する。または、同一ループでの |n と | の併用を避ける。

Warning: it must be under 32 characters in .sc55_print.

    • 分類: 警告レベル2
    • エラーの意味: .sc55_print で指定する文字列は32文字以下である必要がある。
    • 原因: .sc55_printで33文字以上の文字列を指定している。
    • 対策: 指定文字列を32文字以下にする。

Error: xx: it's a invalid switch.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: 異常なスイッチ xx を指定している。
    • 原因: 未定義のスイッチを指定している。
    • 対策: スイッチを正しく指定する。

Warning: It's too dangerous to insert ZMD data directly.

    • 分類: 警告レベル3
    • エラーの意味: 直接ZMDデータを指定するのは危険である。
    • 原因: -w3以上を指定しており、かつ ; で、mml中に直接 ZMD内部コードを埋め込んでいる。
    • 対策: -w2以下を指定する。または ; を使用しない。

Error: `k'(key transpose) must be followed to its parameter.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: k(キートランスポーズ)にパラメータが指定されていない。
    • 原因: パラメータ(キートランスポーズ値)が指定されていない。
    • 対策: パラメータを指定する。

Error: key transpose parameter is out of range(-128 - 127).

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: キートランスポーズのパラメータが範囲外。
    • 原因: キートランスポーズのパラメータが-128~127の範囲にない。
    • 対策: パラメータを-128~127の範囲に収める。

Error: ksign error.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: [ksign ...]の指定がおかしい。
    • 原因: [ksign ...]内に音階mml,区切り文字以外を指定している。
    • 対策: 正しい音階mmlを指定する。

Warning: .legacy_*1_tie can use only for zmc2.

    • 分類: 警告レベル4
    • エラーの意味: .legacy_*1_tie は zmc2でしか使えません。
    • 原因: .legacy_*1_tieを使い、-w4を指定している場合必ず発生します。
    • 対策: -w3以下を設定するか、.legacy_*1_tieを使わないようにします。

Error: @l can't omit its parameter.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: @lでパラメータは省略できません。
    • 原因: @lのパラメータ(デフォルトの音長)を指定していない。
    • 対策: パラメータを指定する。

Warning: looppoint is not specified.

    • 分類: 警告レベル2
    • エラーの意味: ループポイントが指定されていない。
    • 原因: .wave_form n,lt, { ... といったように、 ループポイントを指定しようとしているにもかかわらず指定していない。
    • 対策: ループポイントを指定する。またはループタイプ後のコンマを 削除する。

Error: looptype is not specified.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: ループタイプが指定されていない。
    • 原因: .wave_form n { ... といったように、 ループタイプが指定されていない。
    • 対策: ループタイプを指定する。

Error: macro contents mismatch(% and %n).

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: マクロの定義で%と%nのミスマッチが生じている。
    • 原因: マクロ定義中、%と%nの双方を併用している。
    • 対策: %と%nはどちらか片方のみ用いる。

Error: macro definition is not closed.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: マクロの定義が終了していない。
    • 原因: 最後の閉じ括弧 } がない。
    • 対策: 閉じ括弧をつける。

Error: macro parameter definition error.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: マクロのパラメータの定義エラー。
    • 原因: マクロ定義のパラメータ部で%と%nを併用している。 または%,%n,スペース,コンマ以外の文字が混じっている。
    • 対策: %と%nはどちらか片方のみ用いる。パラメータ定義部で 不正な文字が使われていないか確認する。

Error: malloc failed.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: メモリの確保に失敗した。
    • 原因: メモリが不足している。
    • 対策: 使用していないアプリを終了させる、メモリを増設する、など。 ただしzmc2のバグである可能性もある。

Error: `n'(channel change) must be followed to its parameter.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: n(チャンネル変更)にパラメータが指定されていない。
    • 原因: パラメータ(チャンネル変更)が指定されていない。
    • 対策: パラメータを指定する。

Error: @n can't omit its parameter.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: @nのパラメータが指定されていない。
    • 原因: @nのパラメータ(絶対チャンネル)が指定されていない。
    • 対策: パラメータを指定する。

Error: n is too large in |n.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: |n にて nが大きすぎる。
    • 原因: ループ回数より大きな |n を指定している。
    • 対策: ループ回数などを確認する。

Error: no delay parameter is specified.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: ディレイ値が指定されていない。
    • 原因: 和音やポルタメント値で、ディレイ値を指定しようとしているにも かかわらず指定していない。(例: 'ceg',)
    • 対策: ディレイ値を指定するか、コンマを削除する。

Error: no track number is specified.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: トラック番号が指定されていない。
    • 原因: (Ach,tr)で、トラック番号が指定されていない。
    • 対策: トラック番号を指定する。

Error: no { found..

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: { がない。
    • 原因: { がないのに } を用いている。
    • 対策: { を入れる、もしくは } を削除する。

Error: no {{ found.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: {{ がない。
    • 原因: {{ がないのに }} を用いている。
    • 対策: {{ を入れる、もしくは }} を削除する。

Error: NRPN must have address(2 bytes) and data(1 or 2 bytes.)

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: NRPNの設定には、1バイトのアドレス値と1,2バイトの データが必要。
    • 原因: @y のパラメータが3つか4つでない。
    • 対策: パラメータを3つか4つにする。

Error: -o: no ZMD file specified.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: -oスイッチで、ZMDファイルが指定されていません。
    • 原因: -oスイッチの後にzmdファイル名が指定されていない。
    • 対策: -oスイッチの後にファイル名を指定する。

Error: `o'(octave set) must be followed to its parameter.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: oの後にパラメータ(オクターブ設定)がありません。
    • 原因: oの後にパラメータ(オクターブ設定)がない。
    • 対策: パラメータを指定する。

Error: octave parameter is out of range(-1 - 9).

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: oのパラメータ(オクターブ設定)が範囲外です。
    • 原因: oのパラメータが-1~9の範囲にない。
    • 対策: パラメータを-1~9の範囲に収める。

Error: `p'(panpot set) must be followed to its parameter.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: pの後にパラメータ(パンポット設定)がありません。
    • 原因: pの後にパラメータ(パンポット設定)がない。
    • 対策: パラメータを指定する。

Error: @p must be followed to its parameter.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: @pの後にパラメータ(パンポット設定)がありません。
    • 原因: @pの後にパラメータ(パンポット設定)がない。
    • 対策: パラメータを指定する。

Error: panpot parameter is out of range(0-127).

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: @pのパラメータ(パンポット設定)が範囲外です。
    • 原因: @pのパラメータ(パンポット設定)が0~127の範囲にない。
    • 対策: パラメータを0~127の範囲に収める。

Error: panpot parameter is out of range(0-3).

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: pのパラメータ(パンポット設定)が範囲外です。
    • 原因: pのパラメータ(パンポット設定)が0~3の範囲にない。
    • 対策: パラメータを0~3の範囲に収める。

Error: portament requires 2 tones.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: ポルタメントには2つの音階が必要です。
    • 原因: ポルタメント指定に1つ、あるいは3つ以上の音階が指定されている。 または、共通コマンド(Dn)にて、nが0と1のいずれでもない。
    • 対策: 音階指定を二つにする。共通コマンド(Dn)の場合は、nを0か1にする。

Warning: Previous [back] sequence has not finished yet.

    • 分類: 警告レベル2
    • エラーの意味: 以前の[back]の演奏がまだ終了していません。
    • 原因: [back c1] c4 [back d1] のように、タイミング的に [back c1]と[back d1]の演奏時間が重複する場合に発生する。 -w2以上で発生。
    • 対策: このWarningを放置しておくと演奏がおかしくなるので、 [back]内、もしくは[back]外のシーケンスを調整して[back]の 演奏タイミングが重ならないようにする。

Warning: gatetime sequence can use only for zmc2.

    • 分類: 警告レベル4
    • エラーの意味: ゲートタイムシーケンスはzmc2でのみ使用できます。
    • 原因: -w4で、ゲートタイムシーケンス(Qn1,n2,... や @Qn1,n2,...)を 使用している。
    • 対策: -w3以下を指定する。もしくはゲートタイムシーケンスの使用をやめる。

Warning: .randomize_seed can use only for zmc2.

    • 分類: 警告レベル4
    • エラーの意味: .randomize_seedはzmc2でのみ使用できます。
    • 原因: -w4で、.randmize_seed(乱数の種の指定)を使用している。
    • 対策: -w3以下を指定する。もしくは.randomize_seedの使用をやめる。

Error: read error.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: リードエラーが発生しました。
    • 原因: 入力ファイル(zmsファイル)を読み込み中にエラーが発生した。
    • 対策: 入力デバイスを確認する。

Error: realloc failed.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: realloc(メモリの再確保)に失敗しました。
    • 原因: メモリが不足している。
    • 対策: いくつかアプリを終了する、メモリを増設する、など。 なおzmc2のバグである可能性もあり。

Error: renpu{..} can't nest.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: 連符 {...} でネストはできません。
    • 原因: 連符でネストをしている。
    • 対策: 連符のネスト使用 {...{...}...} をやめる。

Error: restart(`j') must be followed to its parameter.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: j(再演奏)の後にパラメータ(再演奏トラック指定)がありません。
    • 原因: jの後にパラメータ(再演奏トラック指定)がない。
    • 対策: パラメータを指定する。

Warning: restart(`j') will be ignored by many drivers.

    • 分類: 警告レベル3
    • エラーの意味: j(再演奏)は多くのドライバでは無視されます。
    • 原因: jがサポートされている演奏ドライバは非常に少ない。ztomでも 未サポート。-w3以上で発生。
    • 対策: jを使わない。ループ(|:..:|)や w(同期コマンド)などで代用する。

Warning: .sc55_chorus must have 1 or 8 parameter(s)

    • 分類: 警告レベル3
    • エラーの意味: .sc55_chorus のパラメータは1個か8個でないといけません。
    • 原因: パラメータの数が1個か8個でない。1個だとchorus macroのみ指定、 8個なら他のパラメータもすべて指定、となる。-w3以上で発生。
    • 対策: -w2以下を指定するか、パラメータを1個か8個指定する。 ただし前者の対策では正しい設定とはなされない。

Warning: .sc55_part_setup isn't supported in this version of zmc2.

    • 分類: 警告レベル1
    • エラーの意味: .sc55_part_setup は現在のzmc2では未サポートです。
    • 原因: .sc55_part_setupを使っている。-w1以上で発生する。
    • 対策: .sc55_part_setupを使わない。これをサポートしたzmc2が リリースされるまで待つ。

Warning: .sc55_reverb must have 1 or 7 parameter(s).

    • 分類: 警告レベル3
    • エラーの意味: .sc55_reverbのパラメータは1個か7個でないといけません。
    • 原因: パラメータの数が1個か7個でない。1個だとreverb macroのみ指定、 7個なら他のパラメータもすべて指定、となる。-w3以上で発生。
    • 対策: -w2以下を指定するか、パラメータを1個か7個指定する。 ただし前者の対策では正しい設定とはなされない。

Warning: .sc55_v_reserve must have just 16 parameters.

    • 分類: 警告レベル3
    • エラーの意味: .sc55_v_reserve のパラメータはちょうど16個でないといけません。
    • 原因: パラメータの数が16個でない。1個だとchorus macroのみ指定、 8個なら他のパラメータもすべて指定、となる。-w3以上で発生。
    • 対策: -w2以下を指定するか、パラメータを16個指定する。 ただし前者の対策では正しい設定とはなされない。

Error: @s can't use relational parameters.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: @sのパラメータは相対指定ができません。
    • 原因: @s-10, といったように、パラメータが+,-つきの 相対値で指定されている。
    • 対策: +,-を削除した、絶対値を指定する。

Error: @s: too many parameters.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: @sのパラメータが多すぎます。
    • 原因: 3つ以上のパラメータを指定している。または、@sM,A,のように 余計なコンマがある。
    • 対策: パラメータを2つ以下にする。余計なコンマを削除する。

Error: Sorry too many [back]. (however it will be modified soon)

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: [back]の使用が多すぎます。
    • 原因: [back]の使用トラック数が多すぎる。[back]の使用トラックは 表trkと裏trkで合計2trk消費するため、 ([back]未使用trk) x 1 + ([back]使用trk) x 2 が81以上になった場合に このエラーが発生する。ただし、全トラックで[back]を使用しても40trkが 使えるため、実際に困ることは少ないと思われる。
    • 対策: 通常トラックの使用数を抑える。または[back]を使用するトラックを 抑える。

Error: source file is not specified.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: 入力ファイルが指定されていません。
    • 原因: 入力のzmsファイル名が指定されていない。
    • 対策: 入力ファイルを指定する。

Warning: step < gate.

    • 分類: 警告レベル3
    • エラーの意味: step値よりgate値の方が大きいです。
    • 原因: step < gateの場合、V2とV3では演奏のされ方が異なる ため、このWarningが発生する。-w3以上で発生。
    • 対策: 互換性を維持するため、このような設定を避けることを 強く推奨する。

Error: SYNTAX ERROR.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: 文法エラーです。
    • 原因: ここに説明されているどれにも当てはまらないエラー。 作者の手抜きにより、分類がいちいち面倒なエラーはすべてこのように 表示される。
    • 対策: このエラーが出ても、ほとんどの場合は該当個所に何らかの 間違いがあることを簡単に確認できる。そのほとんどは数値の指定ミス。

Error: @t must be followed to its parameter.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: @tの後にパラメータ(タイマー値設定)がありません。
    • 原因: @tの後にパラメータ(タイマー値設定)がない。
    • 対策: パラメータを指定する。

Warning: @t will be ignored by many drivers.

    • 分類: 警告レベル3
    • エラーの意味: @t(タイマー値設定)は多くのドライバでは無視されます。
    • 原因: @tがサポートされている演奏ドライバは非常に少ない。ただし、 ztomでは一応サポートしている。
    • 対策: -w2以下を指定するか、@tを使わない。

Error: tempo must be followed to its parameter.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: tの後にパラメータ(テンポ設定)がありません。
    • 原因: tの後にパラメータ(テンポ設定)がない。
    • 対策: パラメータを指定する。

Error: tempo parameter is out of range(20 - 300).

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: tのパラメータ(テンポ設定)が範囲外です。
    • 原因: tのパラメータ(テンポ設定)が20~300の範囲にない。
    • 対策: パラメータを20~300の範囲に収める。

Warning: The divisions over 255 can use only for V3 or for zmc2.

    • 分類: 警告レベル4
    • エラーの意味: 256以上の分解能はV3もしくはzmc2でのみ使用できます。
    • 原因: -w4以上で、256以上の分解能を使用している。
    • 対策: -w3以下を指定するか、分解能を255以下にする。

Warning: There is octave switch(es) between NOTE and TIE.

    • 分類: 警告レベル3
    • エラーの意味: 音階とタイ記号の間にオクターブスイッチがある。
    • 原因: 例: c < & といったMMLで発生する。V2ではエラーに ならないが、V3ではエラーとなるため、-w3以上で発生としている。
    • 対策: -w2以下を指定すればよいが、できればこのような指定は (V3で使用できないため)避けるべきである。

Error: too few parameters.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: パラメータが少なすぎます。
    • 原因: .sc55_display でパラメータが少なすぎると発生する。
    • 対策: パラメータをきっちり16個指定する。

Error: too large the parameter# is.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: パラメータ番号が大きすぎます。
    • 原因: マクロ設定で、{...}内にある%nのnの値がパラメータ数より 大きな場合に発生。例: .define test % { %2 }
    • 対策: パラメータを適切に設定する。

Error: too many :| .

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: :|が多すぎます。
    • 原因: |:~:|のマッチングがうまくいかず、:|が多くなった場合に 発生する。例: |: a :| :|
    • 対策: |:~:|の対応を正しくする。

Error: too many natural(!).

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: ナチュラル(!)指定が多すぎる。
    • 原因: ナチュラルが2回以上指定されている。(例: C!!)
    • 対策: ナチュラルは1音階に1回だけ指定する。

Error: too many parameters in macro contents.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: マクロでのパラメータが多すぎます。
    • 原因: マクロの定義部で、展開後のMMLに含まれるパラメータ数が 宣言されているパラメータ数より多い場合に発生する。 例: .define test % {% %}
    • 対策: マクロ定義部でのパラメータの数を正しく設定する。

Error: too many parameters.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: パラメータが多すぎます。
    • 原因: .sc55_displayにて指定されているパラメータが多すぎる。
    • 対策: パラメータを正しく設定する。

Error: too many sources are specified.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: 入力ファイルが多すぎます。
    • 原因: 指定されている入力ファイル(zmsファイル)が多すぎる。
    • 対策: zmsファイルは一つしか指定できないため、1つだけ指定する。

Error: too many steps in a chord/portament.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: 和音やポルタメント中で指定されているstep値が多すぎます。
    • 原因: 和音やポルタメント中ではstep値は1度しか指定できないにも関わらず それ以上の回数を指定している。
    • 対策: step値は1度だけ指定するようにする。

Error: track number is out of range.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: トラック番号が範囲外です。
    • 原因: j(再演奏)で指定しているトラック番号が正しくない。もしくは (A...)で定義されていないものである。
    • 対策: トラック番号を正しく設定する。

Error: trk xx is not assigned.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: トラック番号xxは未定義です。
    • 原因: (T...)で指定されているトラック番号が間違っている、もしくは (A...)で定義されていないものである。
    • 対策: トラック番号を正しく設定する。

Error: unexpected EOF.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: 予期せぬEOF(End of File, ファイル末尾)です。
    • 原因: "..."が閉じていない、mml命令途中でファイルが終了している、など。
    • 対策: zmsファイル末尾付近にある間違いを修正する。

Error: UNKNOWN MML.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: 未定義のMMLです。
    • 原因: zmc2がコンパイルできないmmlがある。
    • 対策: 正しいmmlを記述する。

Warning: @v is used relatively.

    • 分類: 警告レベル4
    • エラーの意味: @vのパラメータが相対指定で用いられています。
    • 原因: @vのパラメータが @V+n か @V-n といったような相対指定で用いられている。 -w4指定時に発生。
    • 対策: -w3以下を指定するか、@vの代わりに ~n _nを用いる。

Error: @v must be followed to its parameter.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: @vのパラメータが指定されていません。
    • 原因: @vのパラメータが指定されていない。
    • 対策: パラメータを指定する。

Warning: V3-zms is not supported in zmc2.

    • 分類: 警告レベル3
    • エラーの意味: V3専用のmmlはzmc2では未サポートです。
    • 原因: (i) で、(i3)が使われている。-w3以上で発生。
    • 対策: -w2以下を指定するか、(i)か(i2)を指定する。

Warning: [velocity.revise] can use only for zmc2.

    • 分類: 警告レベル4
    • エラーの意味: [velocity.revise]はzmc2でのみ使用できます。
    • 原因: -w4指定時に[velocity.revise]を用いている。
    • 対策: -w3以下を指定するか、[velocity.revise]を用いない。

Warning: voices should be less than or equal to 24 in voice-reserve.

    • 分類: 警告レベル3
    • エラーの意味: ボイスリザーブで予約できるボイス数は24以下です。
    • 原因: .sc55_v_reserveで25以上のボイスを予約しようとしている。 -w3以上で発生する。
    • 対策: -w2以下を指定するか、予約ボイス数は24以下にする(初代SC-55の 最大同時利用可能ボイス数が24であるため)。

Error: volume parameter is out of range.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: vのパラメータが範囲外である。
    • 原因: vのパラメータが0~16の範囲にない。
    • 対策: vのパラメータを0~16の範囲に収める。

Error: wave definition error.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: ユーザー波形の定義エラー。
    • 原因: ユーザー波形の定義がおかしい。
    • 対策: ユーザー波形の定義(.wave_form)を修正する。

Error: wave# is not specified.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: 波形番号が指定されていません。
    • 原因: 波形定義(.wave_form)で波形番号が指定されていない。
    • 対策: 波形番号を指定する。

Error: work address is out of range.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: ワークアドレスが範囲外である。
    • 原因: ?のパラメータが0~255の範囲にない。
    • 対策: ?のパラメータを0~255の範囲に収める。

Error: workarea control(`?') must be followed to its parameter.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: ワークエリアの書き換えにはパラメータが必要です。
    • 原因: ?のパラメータが指定されていない。
    • 対策: ?のパラメータを指定する。

Error: workarea control(`?') must have 2 parameters.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: ?(ワークエリアの書き換え)にはパラメータが2つ必要です。
    • 原因: ?のパラメータが2つ指定されていない。
    • 対策: ?のパラメータを2つ指定する。

Warning: workarea control(`?') will be ignored by many drivers.

    • 分類: 警告レベル3
    • エラーの意味: ワークエリアの書き換えは多くのドライバで無視されます。
    • 原因: ?相当の機能は多くのドライバでサポートされていない。ztomでも 未サポート。
    • 対策: ?を用いない。(実際に使用する必要はないはず)

Error: `y'(control change) must be followed to its parameter.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: y(コントロールチェンジ送信)にはパラメータが2つ必要です。
    • 原因: yのパラメータが2つ(アドレス,データ)指定されていない。
    • 対策: yのパラメータを2つ指定する。

Error: You cannot omit -w's parameter.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: -wのパラメータは省略できません。
    • 原因: -Wn(Warningレベル指定)のパラメータが指定されていない。
    • 対策: -wのパラメータを指定する。

Error: You cannot use both -c and -o.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: -cと-oは同時に指定できません。
    • 原因: -c(出力に標準出力を使用)と-o(出力ファイル名指定)を 同時に指定している。
    • 対策: -cと-oを同時に使用しない。

Warning: @z: too many ','.

    • 分類: 警告レベル2
    • エラーの意味: @zでコンマが多すぎます。
    • 原因: @zで指定可能なパラメータは最大8つだが、それ以上の数を している。もしくは、@Zn1,n2,n3,n4,n5,n6,n7,n8, のように、8個目の パラメータの後に","をつけている。
    • 対策: @zのパラメータを減らす。もしくは最後のコンマを削除する。

Warning: ".." can use only for zmc2.

    • 分類: 警告レベル4
    • エラーの意味: "..."の和音コマンドはzmc2でのみ使用できます。
    • 原因: -w4で"..."の和音コマンドを使用している。
    • 対策: -w3以下を指定するか、"..."の代わりに'...'(Z-MUSICで 標準サポートされている和音コマンド)か c*0&e*0&...のように *0&を用いる。

Error: `}' not found. など

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: '}'が閉じていません。( ')' などの場合もあり)
    • 原因: エクスクルーシブメッセージの送信で、閉じ括弧が正しく閉じていない。
    • 対策: 開き括弧に対応する閉じ括弧を正しく閉じる。

Error: `)' is unbraced.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: ')'が閉じていません。
    • 原因: (A...)で閉じ括弧が閉じていない。
    • 対策: ')'を正しく閉じる。

Error: `*' must be followed to its parameter.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: '*'の後にパラメータが指定されていません。
    • 原因: *の後に絶対tick数(step, gateなど)が指定されていない。
    • 対策: 絶対tick数を正しく指定する。

Error: `@'(program set) must be followed to its parameter.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: '@'の後にパラメータが指定されていません。
    • 原因: @(プログラムチェンジ)の後にプログラム番号(音色番号)が指定されていない。
    • 対策: プログラム番号を正しく指定する。

Warning: :| is not closed in track xx.

    • 分類: 警告レベル3
    • エラーの意味: トラックxxで :| が正しく閉じていない。
    • 原因: |:...:|のマッチングが正しく取れていない。-w3以上で発生。
    • 対策: マッチングを正しくする。もしくは-w2以下を指定する。

Error: `]' nest error.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: ']'のネストが間違っています。
    • 原因: [back]のネストが正しくない。例: [back [back]
    • 対策: ネストを正しく指定する。

Error: `}' is not closed in track xx.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: トラックxxで } が正しく閉じていない。
    • 原因: {...}(連符)のマッチングが正しく取れていない。
    • 対策: マッチングを正しくする。

Error: `}}' is not closed in track xx.

    • 分類: エラー
    • エラーの意味: トラックxxで }} が正しく閉じていない。
    • 原因: {{...}}(使用音長予約)のマッチングが正しく取れていない。
    • 対策: マッチングを正しくする。

Warning: {{..}} can use only for zmc2.

    • 分類: 警告レベル4
    • エラーの意味: {{...}} はzmc2でのみ使用できます。
    • 原因: -w4で、(使用音長予約)が使用されているときに発生。
    • 対策: -w3以下を指定するか、{{...}}を使用しない。

Warning: {{..}}: xx ticks are reserved, but yy are in use.

    • 分類: 警告レベル2
    • エラーの意味: {{...}} で、xx tick分予約されていますが、実際には yy tick分の長さです。
    • 原因: -w2以上で、(使用音長予約)が使用されているときに発生。
    • 対策: -w1を指定するか、{{...}}での予約長、もしくは{{...}}内の mmlを正しくする。