森奈津子『耽美なわしら』読書会

とかく人生とは思い通りにゆかぬもの。

そうだ。

人生には山あり谷あり、罠あり墓穴あり、修羅場あり締め切りあり。おまけに、ノンセクシャルの憧れの君あり、横暴なレズビアンのお姉様あり、バイセクシャルのライバル(?)あり……。要するに俊彦の人生は「なんでもあり」。

そして、そんな「なんでもあり」の人生を生きる彼は、美しくしたたかな大人たちに翻弄されて、十代最後の何ヵ月かをあがいて浪費していたのであった。

(『耽美なわしら<1>』「第二話 同性愛者解放戦線の陰謀」 p.229 l.4 - l.10 )

森奈津子『耽美なわしら』読書会

日時:2014年4月26日(土)15:30-17:30

参加条件:課題本読了

会場:原宿バールB1(食べログ

参加費:1000円

【注意】

森奈津子『耽美なわしら』について語り合います。<1>、<2>全2巻あります!

ネタバレしますので、参加条件は、どうかあしからずご了承ください。

レストランは、場所をお借りしているだけなので、メニューの注文はできません。かわりに、ソフトドリンクと軽食を用意いたします。

参加申し込みは、こちらにて受け付けます。

不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせフォームご利用ください。

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初めてセクシャル・マイノリティという人たちを知ったのは、森奈津子作品でした、という方も!

1996年に書かれた作品だけど、そんなこと、ちっとも感じさせない鋭い視点。

というか、セクマイを取り巻く問題が、1996年からちっとも変っていないということかしら?

千里くん好物のみたらし団子を食べながら、ノンセクが主人公の小説が読みたいね、と語り合いました。

参加者の皆様、メールくださった方、ありがとうございました。