松浦理英子『奇貨』読書会
さらにうっかり「おれ、レズビアンになれたら精神的にも肉体的にも深く満足できるのに」と七島の前で口走り、そんな甘いものではないと怒られた。七島の言うことはもっともで、ある種の人間は男であっても女であっても異性愛であっても同性愛であっても、ぴったり合う相手はなかなか見つけられない。七島もそういう種類の人間だからこそ、私などと一緒に暮らしているのだ。
(「奇貨」p.26 l.12-16)
松浦理英子『奇貨』読書会
日時:2013年10月26日(土)15:30-17:30
参加条件:課題本読了
会場:原宿バール 地下1階(食べログ)
参加費:1000円
【注意】
松浦理英子『奇貨』について語り合います。ネタバレしますので、参加条件は、どうかあしからずご了承ください。
レストランは、場所をお借りしているだけなので、メニューの注文はできません。かわりに、ソフトドリンクと軽食を用意いたします。
参加申し込みは、こちらにて受け付けます。
不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせフォームご利用ください。
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精神的な依存や嫉妬を、非常に緻密に描いた、圧倒的な名作…!
収録されている短編の『変態月』もおすすめです。
この季節、水羊羹は用意できませんでしたが、練り羊羹といっしょにお話ししました。
参加してくださったみなさまありがとうございました。楽しかったです!