建築士事務所登録
~建築士事務所とは~
建築士事務所とは、建築士が他人の求めに応じて報酬を得て、建築の設計、工事監理、建築工事の指導監督、建築工事契約に関する事務などを行うために必要な施設、場所、拠点などのことです。
建築士事務所は、建築士法に基づいて都道府県知事の登録を受ける必要があります。
~建設業許可取得のメリット~
建築士事務所登録を受けると、建築確認申請などの法的業務ができるようになり、建築確認申請業務も代行でできるようになります。
また、特殊建築物の定期報告ができるようになります。
特殊建築物とは「学校(専修学校及び各種学校を含む。以下同様とする。),体育館,病院,劇場,観覧場,集会場,展示場,百貨店,市場,ダンスホール,遊技場,公衆浴場,旅館,共同住宅,寄宿舎,下宿,工場, 倉庫,自動車車庫,危険物の貯蔵場,と畜場,火葬場,汚物処理場その他これらに類する用途に供する建築物」などのことで、これに該当する建築物は2年ごとの定期報告 (建築設備は1年ごと)が必要となります。
~建築士事務所登録を受ける要件~
建築士事務所登録を受けるためには、以下の要件があります。
事務所となる場所が確保されていること
管理建築士が常勤で在籍していること
一定の欠格要件に該当していないこと
会社の場合は登記の目的に「建築物の設計・工事監理」などが含まれること
納税の証明が取れること(新設法人は法人開設届を提出していること)
注意しなければならないのが、管理建築士は常勤在籍になるということです。
建築事務所には、専任の管理建築士を設置する必要があります。
管理建築士は「建築士資格があれば誰でもいい」というわけではなく、建築士法第24条第2項により建築士として3年以上の設計等の業務(施工規則第20条の5)に従事した後、登録講習機関が行う管理建築士講習を修了した建築士でなければなりません。
~料金~
【実費手数料】
一級建築士事務所登録手数料 18,500円(東京都)
二級又は木造建築士事務所登録手数料 13,500円(東京都)
【報酬】
新規 50,000円
更新 30,000円
変更届・廃業届 20,000円
建築士事務所登録は、「行政書士事務所 誉」にお任せください。
弊所では多忙な経営者に代わり、建築士事務所登録に必要な書類の準備と作成を行います。