内容証明
~内容証明とは~
内容証明郵便とは、郵便物の内容を証明してくれるものです。
計3通作成し、差出人、受取人、郵便局で保管します。
内容証明のみでは相手が受け取ったかまで証明できません。
一緒に配達証明もお願いすると、相手が受け取ったことの証明になります。
~内容証明を送る場面~
内容証明は以下のようなことが起こったときに送ることが多いです。
不当に解雇された
職場でセクハラ・パワハラ・名誉棄損を受けた
フリマアプリで購入した物と違うものが届いた
お金を貸したが返してくれない
仕事を請けたが報酬が支払われない
近隣トラブル
時効の援用をしたい
~内容証明の効果~
内容証明郵便自体に、強力な効果が法的効果があるわけではございません。
内容証明郵便の一番の効果は、心理的なプレッシャーです。
請求先への心理的なプレッシャーが、相手の対応に繋がります。
内容証明郵便を送っても、相手に支払う意思がなく無視されてしまえば、弁護士に依頼し裁判という選択肢も考えなくてはいけません。
そうなると、余計な支出も心配になります。
~内容証明の送り方~
【内容証明の種類】
内容証明には、
手書きのもの
パソコンで打った文章を印刷したもの
文章を打ったWordファイルをアップロードしたもの
があります。
「3」の文章を打ったWordファイルをアップロードしたものが、電子内容証明(e内容証明)になります。
【電子内容証明(e内容証明)とは】
電子内容証明(e内容証明)とは、内容証明郵便を電子化し、インターネットを通じて24時間受付を行っているサービスです。
e内容証明郵便の指定されたWordファイルひな形に文章を打ち、それをアップロードして郵便局に郵送してもらいます。アップロード後は、自動的に内容証明文書が作成・照合処理されるので、簡単に差出しを済ませることができます。
『行政書士事務所 誉』では、主にこの電子内容証明(e内容証明)活用しております。
【内容証明の文字数】
郵便局の窓口で内容証明を発送する場合、1枚あたり520文字までです。
電子内容証明(e内容証明)は、1枚あたり約1,580文字が目安になります。(Microsoft Word標準設定時:10.5pt明朝体、行間1行、文字間隔標準における文字数)
【電子内容証明(e内容証明)の料金】
電子内容証明(e内容証明)を配達証明をつけて、一般的に送るときの料金は1,540円になります。
【内訳】
郵便:84円
電子郵便1枚目:15円
電子内容証明書1枚目:382円
謄本送付:304円
一般書留送付:435円
配達証明:320円
計1,540円
郵便局窓口で内容証明を利用するより、電子内容証明(e内容証明)を利用した方が、250円程安く済みますのでお勧めです。
~内容証明を送りましょう~
いきなり弁護士に依頼し、裁判の準備を進めてしまっては、相手もビックリしてしまい紛争に繋がりかねません。
まずは内容証明を送って、こちらの意思を伝えましょう。
行政書士は裁判などの紛争予防で活躍することが出来ます。
弊所では、内容証明郵便のサポートを行っております。
どこの誰に相談したらいいのかも分からない、そのようなお話もまずはお気軽にご相談下さい。
~料金~
・電子内容証明郵便(e内容証明)作成:¥30,000 実費込み