バプテスト教会とは

バプテスト教会ってなに?


簡単にご説明させていただきます。


1.歴史

キリスト教は、歴史的にはローマカトリックに対してマルチン・ルターなどの宗教改革を経てプロテスタント教会ができ、今日に至っています。私達バプテストは、そのプロテスタントのなかで、オランダやイギリスで起こった一派であり、清教徒革命を経て、米国に渡りました。その米国から多くの宣教師を世界中に派遣し、世界中に伝道をしている教会です。日本では、明治のはじめから伝道がはじまり、長崎県では、長崎、佐世保に100年以上の歴史のある教会があります。


2.バプテストの意味

洗礼をバプテスマと言いますが、バプテストの主義主張のうちに「全身を水に浸すバプテスマにこだわる」ことがあげられ、これがバプテストの語源とされています。


3.バプテストの主義主張

簡単に言うと次の点です。

・聖書中心主義

・幼児洗礼を認めず、自らの信仰を告白してから信徒になる

・聖職者の権威を認めず、牧師も一信徒

・全身を水に沈める全浸礼にこだわり、バプテスマで生まれ変わったことを記念する。


4.バプテストの群れ

私達の所属する日本バプテスト連盟には330の教会・伝道所と3万人以上の信徒がつながっています。ほかに、バプテスト同盟などが有りますが、連盟は米国の南部バプテストの宣教師によって形成された教会の集まりです。

関係する、主な団体は次の通りです。

・西南学院大学

・日本バプテスト病院

・久山療育園


5.宣教師の名が地名に

長崎市の鳴滝地区に「ミルスの坂」があります。これは、明治時代に長崎バプテスト教会の宣教師の家があった場所です。