主 要 取 扱 機 器
EQUIPMENT
【同時通訳主要機器】
同時通訳ブース(W:1,8m, D:1,5m, H:1,8m)
通訳者はブースの中に入り、ヘッドホンで
会場音声を聴いて通訳します。
通常、通訳ブースの横(もしくは近辺)に
機材卓(オペ卓)を配置して運用しております。
通訳者ユニット
通訳者は会場音声をヘッドホンでモニターして
各言語へと通訳し、通訳マイクのON / OFF 、
言語チャンネルの切り替えを行います。
通訳者が使用するモニター兼スイッチング機器です。
多言語同時通訳においては、リレー通訳形式で
キー言語をモニターする事も可能です。
(例)日本語・英語・中国語・フランス語(仏)の4チャンネル同時通訳時
①日⇔英、日⇔中、日⇔仏の各通訳者は、担当外言語の発言時に他の通訳者が日本語に通訳した音声を聴いて
担当言語へと通訳します。
この時、キーとなる言語は①日本語になります。
キー言語が②英語になる場合は、各通訳者の担当言語の編成は、②英⇔日、英⇔中、英⇔仏となります。
コントロールユニット
会場音声を通訳者ユニットへ送り、
通訳言語を各チャンネルに統合する
メインユニットです。
さらに
+オーディオミキサー(音声信号を各機器へ適正レベルで送信する為)
+送信機(送信方式により機種が異なります)
+同時通訳レシーバー(送信方式により機種が異なります)
【送信方式】
*赤外線方式
同時通訳機器の送信方式として、広く一般的に使用されている方式です。音声信号を赤外線波に変調して、
同時通訳レシーバーに送信します。信号の劣化の少ないデジタル信号方式が一般的です。
遮蔽物を透過しない赤外線の特徴により機密性に優れています。
会場規模によりラジエーター(赤外線放射パネル)を増設します。
赤外線送信機
赤外線レシーバー
ラジエーター(赤外線放射パネル)
赤外線を利用して、通訳レシーバーに音声信号を届けます。
会場規模やレイアウトによって配置する個数が異なります。
大規模会場においては、多数のラジエーターの配置が必要となります。
*FM方式
音声信号をFMラジオ帯の波長に変調して、同時通訳レシーバーに送信します。
会場内にアンテナを設置します。通常は、機材卓周辺の設置で広範囲に送信可能です。
省スペースかつ、大規模会場での一斉送信に適しています。1chにつき1式の送信機が必要です。
例)
日・英2chでの運用では、2式の送信機で運用いたします。
FM方式の同時通訳レシーバーは、チャンネル固定式とチャンネル切り替え式がございます。
(チャンネル固定式)
チャンネル選択不要。
電源を入れて音量を調整してただくだけなので、使用者が不慣れな場合でも扱いやすいのが特徴です。
各言語で同時通訳レシーバーの個数をご依頼して頂きます。
例)同時通訳レシーバー 総数200個(日本語150個, 英語30個, 中国語20個)
下記画像では、白→日本語、ピンク→English、青→中国語と、色別のタグで分かり易く識別しております。
(チャンネル切り替え式)
プリセットボタンで最大5チャンネルまで切り換えられます。
各言語で同時通訳レシーバーの個数が確定できない時や、参加者ご自身でチャンネルを
切り替えてご使用頂ける場合は、同時通訳レシーバーの総数でご依頼して頂きます。
FM送信機
FM送信アンテナ
FMレシーバー(チャンネル固定式)
FMレシーバー(チャンネル切り替え式)
*FMガイド方式
レシーバーと送信機だけで同時通訳会議が可能です。音声信号を300MHz帯の波長に
変調してレシーバーに送信します。
ストラップ付きで持ち運びが容易。ツアーガイド・施設視察時のモビリティに優れています。
数人での社内会議等、小規模な会議にも適しています。
送信機(ピンマイク付き)<グレーの筐体/オレンジのライン>、レシーバー(イヤホン付き)
日⇄英2chでの双方向運用でも、1式の送信機で運用可能です。
※但し、通訳していない方の言語チャンネルは、無音になります。
※1フロアでの最大同時並行使用は4チャンネルまでが原則になります。
5チャンネル以上の1フロア同時並行使用は、混信する可能性がございます。
※FMガイド方式の送信機(ピンマイク付)とレシーバー(イヤホン付)のみのレンタルご依頼も承ります。
デリバリーによる受け渡し・引き取りのほか、宅配便にて発送、同梱の着払い伝票でのご返送が可能です。
お気軽にご相談下さい。
レンタル発送梱包例
(10個程度)
(30個程度)
多数個の場合の発送用コンテナ
【その他の機器】
横幅2,4m仕様同時通訳ブース
(W:2,4m, D:1,5m, H:1,8m)
卓上型ブース(簡易ブース)
(W:1,6m, D:0,55m, H:0,9m)
同時通訳ブースの設置スペースが
確保できない場合はこちらをお勧めします。
パーティション式で通訳者の
パフォーマンスを確保できます。
※テーブルは、会場備品をご使用させて頂きますのでご手配をお願いいたします。
テーブルサイズにより奥行きが足りない時は、2台重ねて運用いたします。
会場備品のご手配が不可能な場合は、弊社でテーブルを持ち込ませて頂きます。
ヘッドフォンモニター
FMガイド方式をレンタルされる時に
会場音声をヘンドフォンモニターで聞く事で
通訳者のパフォーマンスを最低限確保できます。
会場側に音声ラインのご手配をお願い頂くか、
会場に音声出力端子があるかご確認を
お願いいたします。
有線マイク
ワイヤレスマイク
P.A.システム(アンプ&スピーカー)
※音響機器のない会場では、弊社での持ち込み・運用も承ります。
会議マイク(コントロールユニット・マイク・リモートコントロールPCとセットになります)
(上記の他、参加者マイク、参加者ユニット、リクエスト・マイク、デレゲート・マイク等の呼称があります)
多数のマイクを使用したい時に適しています。
マイク・リモートコントロールPC(会議マイク・コントロールユニットとセットになります)
ノートPCを使用。専用ソフトウェアにより、発言者のマイクスイッチの入れ忘れ・切り忘れを
オペレーター側でリモートコントロール可能です。
ソリッドステート・レコーダー
CD-Rライティング
音声データ非圧縮のWAV録音や、
音声データが圧縮されたMP3録音に
対応したデジタル・レコーダーです。
会議終了後、15分程度でCD-Rで即日納品可能。
USBメモリでの納品も可能です。(※USBメモリでの即日納品をご希望する場合は、事前にお申し出下さい)
その他の録音メディアにつきましても事前にお申し出下さい。
※音声データ非圧縮のWAV録音につきましては、データ容量が大きくなりますので
原則、後日納品とさせて頂きます。
音声分配器(1式最大8系統出力可)
記者会見等の多数のビデオカメラ収録がある場合や、
会場の音声・日本語音声・その他の言語音声ラインが
多数必要な時に使用します。
オーディオインターフェース
WEB会議(Zoom・Teams・Webex等)やオンライン収録配信・
オンラインLive配信(Youtube等)時にPCへの音声信号の入出力を
接続する為の機器です。
外部マイク入力端子や4芯ヘッドセットマイク入出力端子、
ヘッドホン出力端子からでも音声の入力・出力は可能ですが、
PCからのノイズの影響を受けます。
オーディオインターフェースではUSB接続により、
クリアな音声の入出力が可能です。