生理周期・月経周期とは

生理周期とは、「生理の始まった日から次の生理が始まる前日までの日数」をいいます。

月経開始の初日から、次回月経開始の前日までを月経周期と言います。

月経=生理です。

月経とは?生理とは?

正常な月経周期日数は、25日~38日です。

それを、一周期(1サイクル)とします。

月経が始まると、再び脳下垂体から卵胞刺激ホルモンが分泌され、同じサイクルが繰り返されます。

正常な月経持続期間は、3日~7日です。

正常な経血量は、20g~140gとされています。

月経血は静脈血よりもさらに暗褐色で、時に凝血が混じることも有ります。

月経初日から次の月経前日までの日数が、正常範囲でない場合を、【生理不順:月経不順】と呼びます。

生理不順の人は、基礎体温を計測しましょう。

正常範囲からはずれている場合でも、前回が正常範囲内であり、今回の周期日数と前回の周期日数の差が6日以内であれば、正常の範囲とされています。

月経期

排卵した卵子と精子が結合し受精卵となり、子宮内膜に着床すれば妊娠成立。妊娠しなかったときは、黄体ホルモン・卵胞ホルモンともに分泌が減少。いらなくなった子宮内膜がはがれ落ち、血液といっしょに体外へ排出される(月経)。

増殖期(卵胞期)

卵胞刺激ホルモンの働きにより、卵巣にある原始卵胞のひとつが発育しはじめる。卵胞が発育するにつれ卵胞ホルモンが分泌され、子宮内膜が少しずつ厚くなっていく。

排卵期

卵胞ホルモンの分泌がピークに達すると、黄体化ホルモンが分泌され、卵胞から卵子が飛び出す(排卵)。

分泌期(黄体期)

卵子が飛び出したあとの卵胞が黄体という組織になり、黄体ホルモンが分泌される。受精卵が着床する準備として、子宮内膜はやわらかくなる。

生理周期(月経周期)とは

順調な月経周期(生理周期)とは

月経がはじまった日から、次の月経がはじまる前日までを月経周期(生理周期)と呼びます。月経周期(生理周期)は25~38日が正常、24日以内と周期が短いものを頻発月経、39日以上あくものを稀発月経と呼びます。

また、順調な月経の期間は、3~7日間ですが、1~2日で終わってしまう場合を過短月経、8日以上続くのは、過長月経といわれます。⇒「月経不順」の項

月経が始まってから次の月経が始まる前の日までを、月経周期といいます。

正常な月経周期は25~38日。それより長い場合は「希発月経」、短い場合は「頻発月経」といいます。

1週間くらい周期が乱れていても、定期的であればあまり心配ありません。

また、妊娠以外の原因で3か月以上月経がない場合は無月経が考えられます。

生理周期とは、「生理の始まった日から次の生理が始まる前日までの日数」をいいます。

OCを服用するとこの生理周期がキチンと28日周期になり、生理がいつ来るかもわかるため、毎月のスケジュールが格段に立てやすくなります。

また、旅行といった生理が重なると困る場合でも、OCで生理を簡単にずらすことができます。

「いつ生理が来るかわからない」という心配がなくなるので、仕事やプライベートの行動範囲もより広がりますね。

ほかにこんなメリットも

女性ホルモンが関係する卵巣がんと子宮体がんの発生リスクが10年以上にわたって半減します。

月経が軽くなるので月経過多による貧血もなくなる。

自費で使う場合、休薬期間を設けずに実薬を続けることで月経回数を減らすこともできます。

[稀発月経]

希発月経は、月経周期が延長して39日以上できた月経をいいます。

月経の周期が長くても、定期的で排卵があればそれほど心配はありません。

希発月経が続いたり、周期がどんどん長くなる場合は、卵巣や甲状腺の機能不全の可能性があります。早めに婦人科で診察を受けましょう。

月経周期が39日以上の場合、医学的には「稀発(きはつ)月経」と呼ばれます。ただし、周期が90日を超えた場合は「無月経」になります。

稀発月経はホルモン分泌の異常が原因で、排卵がある場合とない場合の2つのタイプがあります。

排卵があれば妊娠も可能なので、たとえ月経周期が長くても特に心配はありません。問題なのは無排卵性の稀発月経で、放置しておくと無月経になるおそれもあります。また、妊娠を望むのであれば、できるだけ早く治療を受けることが必要です。

稀発月経の人は、まず基礎体温を測ってみましょう。基礎体温に高温期と低温期があれば、排卵がある証拠。もし排卵がない場合は、基礎体温表を持って婦人科を受診してください。

[頻発月経]

頻発月経とは、月経周期が24日以下のものをいいます。大きく分けて二つの状態が考えられます。

1

排卵がある

排卵はあるものの、卵胞期が短い、黄体期が短い、両者が混在している場合があります。

何らかの原因でホルモンが不足していることが考えられます。

無排卵性月経

月経周期や経血量が急に変化した場合は、無排卵性月経の可能性があります。

無排卵の状態が長く続くと、不妊症をまねく危険性が高いので、基礎体温をつけて無排卵であれば早めに治療を受けましょう。

初経期や閉経期に起こりやすいため、初経後1年前後や更年期に起こる無排卵性月経は、あまり心配ありません。

月経周期が短く、24日以内の場合は「頻発(ひんぱつ)月経」といいます。稀発月経と同じく、頻発月経にも排卵がある場合とない場合があります。

排卵性の頻発月経の場合は、まず黄体機能不全が考えられます。これは、黄体ホルモンの分泌が少ないために黄体期が短くなって、その結果、月経周期も短くなるというケースです。

無排卵性の頻発月経は、出血量が少なく、月経期間が10~14日と長いのが特徴。性機能が成熟していない思春期にはよく見られます。

いずれの場合も、あまり頻繁に月経が起こると貧血になるおそれがあります。また、不妊の原因にもなるので、基礎体温を測って婦人科を受診しましょう。

[不整周期月経]

月経が正常な周期の25~38日でないうえに、稀発月経と頻発月経が交互にきたり、バラバラにきたりするケース。思春期や更年期に多く、産後や授乳中にもよく見られます。


03

月経期間・量の異常

[過長月経]

月経の期間が長く、8日以上続く場合、医学的には「過長月経」と定義されます。ただ、月経の期間は個人差が大きいので、8日あったからといって必ずしも異常とは限りません。月経期間全体の出血量がそれほど多くなければ、特に問題がないケースもあります。

過長月経で多く見られるのが、ホルモンの分泌異常が原因の無排卵性月経です。月経不順で、しかも月経期間が長い場合はその可能性が高くなります。

そのほか、子宮筋腫や子宮内膜ポリープなどの病気が原因で、出血が長く続く場合もあります。

過長月経の人は貧血にもなりやすいので、一度婦人科で検査を受けて、病気などがないか調べてもらいましょう

[過短月経]

月経期間が短く、2日以内で終わる場合は「過短月経」といわれます。同時に、出血量が少ない過少月経であるケースが多く見られます。

原因としてまずあげられるのが、子宮の異常です。子宮の発育不全や子宮内膜の癒着などが考えられます。

また、ホルモンの分泌異常によって起こる無排卵性月経や黄体機能不全の場合もあります。この場合は、基礎体温を測ってみて、高温期がなければ無排卵性月経、高温期が9日以内なら黄体機能不全である可能性が高くなります。

[過多月経]

月経の出血量が異常に多くて、ナプキンが1時間ともたないような場合、またレバーのような血のかたまりが多く見られる場合は「過多月経」と考えられます。過多月経が続くと貧血を起こしやすいので、注意が必要です。

原因となる病気としては、子宮筋腫や子宮内膜症などがあげられます。この場合は、出血量が少しずつ増えたり、月経痛や腰痛などをともなうケースが多く見られます。

そのほか、無排卵性月経の場合も出血量が増加することがあります。月経周期が不順で、期間も長い場合は無排卵性月経の疑いが強いので、基礎体温を測って排卵の有無を確認してください。

[過少月経]

月経の出血量が異常に少なく、ナプキンがほとんど必要ないような場合は「過少月経」と呼ばれます。同時に、月経期間が1~2日で終わる過短月経であるケースが多く見られます。

原因としては、子宮の発育不全、子宮内膜の癒着など、子宮に異常のあることが考えられます。また、ホルモンの分泌異常による無排卵性月経や黄体機能不全の場合も、出血量が少なくなることがあります。基礎体温を測ってみて、高温期がなければ無排卵性月経、高温期が9日以内なら黄体機能不全である可能性が高くなります。


04

無月経

[原発性無月経]

医学的には満18歳になっても初経がこない場合を「原発性無月経」と定義しています。ただ、初経の平均年齢は12歳前後で、ほとんどの人が15歳までには初経を迎えています。16歳を過ぎても初経がない場合は、婦人科を受診したほうがいいでしょう。

原因としては、性器に異常がある場合や染色体の異常などが考えられます。まれに、処女膜が閉鎖していたり、腟がないために経血が出てこれない場合がありますが、この場合は手術によって治療することもあります。また、最近増えているのが初経前のダイエットや激しい運動のための体重減少性無月経です。

[続発性無月経]

月経があったのに止まってしまい、3カ月以上無月経が続いている場合が「続発性無月経」です。ただ、初経から2~3年間は月経が不規則なのがふつうなので、その場合は含みません。

続発性無月経で最も多いのは、ストレスが原因の場合です。また、ダイエットなどによるカロリー不足、過度な運動なども無月経を引き起こします。そのほか、女性ホルモンをコントロールする脳下垂体の障害、卵巣や子宮の異常、甲状腺や内臓などの全身性の病気が原因になることもあります。

無月経は長く放置しておくと、治療に時間がかかります。からだが無月経の状態に慣れてしまい、ホルモンに対してもすぐに反応しなくなってしまうのです。月経が3カ月以上来ない場合は、早めに婦人科を受診しましょう。